2018年1月3日水曜日

三重県出身のランナー


一番有名なのは瀬古俊彦さんでしょう。桑名出身で四日市工高時代に800m、1500mインターハイ二冠。早稲田からSBへ進み、中村清監督の薫陶を受けマラソンランナーとして頭角を現し当時世界最強の名をほしいままにしました。現在はDeNAの総監督を勤めておられます。
古くは森本葵さん。夫婦岩で有名な二見出身で、宇治山田商業高校を経て中央大学に進学。1964年ドイツ・マインツ大学に留学中に800m1分47秒4の日本記録を樹立し、同年の東京五輪では優勝候補に挙がるほどの方でした。この記録は30年近く破られることがありませんでした。私が駒大に在学中は陸上部の監督の任をとっておられ、背が高く颯爽とした風貌が印象的でした。
近くは野口みずきさん。伊勢出身で森本さんと同じ宇治山田商業高校に進学。実業団では当初ハーフマラソンに専念。小柄ながらパワフルなストライド走法で鳴らしました。その後マラソンへ移行し2004年アテネ五輪では金メダルを奪取。2016年リオ五輪出場を目指していましたが、落選、引退して現在は上海に住んでいるようです。
最近では高林祐介選手、伊勢市小俣町出身で駒大時代の活躍を経てトヨタ自動車へ就職しました。同じ小俣町出身に尾西美咲選手。リオ五輪で女子5000mの代表に選出されています。同五輪では男子マラソンに鈴鹿市出身でホンダ所属の石川末廣選手、女子3000m障害に紀宝町出身で松山大学生の高見沢安珠選手が出場しています。


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