2012年10月30日火曜日

走る喜び

多摩川べりを走る。月が白く地面を照らす。心地よいリズムで大地を蹴る。汗が滴り額を濡らす。腕は無駄なく前後へ振られ、前へ前へと進む。短く勢い良く息を吐き、夜気を胸いっぱいに吸い込む。心臓が力強く拍動し全身の細胞へと新鮮な血液を送り込む。流れる景色は美しく、一瞬一瞬が何とも愛おしく、走れる喜びに全身が満たされる。何とも言えない至福の時。走るとは何と素晴らしいことか!