2009年6月8日月曜日

世田谷ナイター陸上

昨日は毎週水曜日一緒に練習している後輩が世田谷区の中高記録会に出場、砧の競技場に観戦にいきました。1500mを走りベストから10秒ほど遅い4’56秒でフィニッシュでした。
彼はとても良い素直なフォームでなのですが、最近ちょっとスランプ気味で思い切った走りができていないようです。

その後5時半からナイター陸上があり、農大、明大などの学生選手、SB、富士通、東京電力、カネボウなどの実業団選手が800m、1500m、3000m、5000m各種目に出場。

5000mの三組目には高岡選手がエントリーしており、終始特徴のあるロングストライドで第二集団を引き、第一集団からこぼれてきた選手をラストで吸収して14’20程で二番でフィニッシュしていました。一番は富士通の選手で14’10程でした。

SBの上野選手も来ており、トラックをかなりのスピードで流しをしていたので何に出るのかなと思っていたら、一番最後に行われた800mにエントリーしていました。(珍しい!)すぐ目の前のアウトレーンからスタート。若干出遅れたようで最後ばたついた感じでしたが1’52位で組一番でした。(ゴール後だめだぁと言ってるのが聞こえました) 。
上野選手は先週延岡のゴールデンゲームスで5000m13’26”21の好タイムでb標準突破しており、800mは試走といったところだったのかもしれません。

間近で日本有数の選手の走りが見れる貴重な体験となりました。

2009年6月3日水曜日

ポケット

前回の記事にも書きましたが、走っている途中で前と横を塞がれてしまうことを陸上界では俗にポケットされるといいます。
こうなると出ようにも出られず、レースに対応ができません。
トラックレースでは位置取りがとても大切です。
先頭の動きに反応するためには、二番手から三番手、即座に動ける位置で走る必要があります。
ですからやや強引に割り込んだり、少しの隙間を縫って前に出たりします。
本当に強い選手ならば終始先頭を引く形でレースを支配することができますが、実力が伯仲している場合や勝負に重きを置く場合、スローペースで入りラスト勝負という展開が主です。
オリンピックや世界選手権など、記録より勝ち負けの比重の高い大会では特にその傾向が強いです。



2009年6月1日月曜日

湘南陸上競技大会

に土曜日参加してきました。
久々のトラックレース、1500mは05年の秋に走って以来4年ぶりです。
場所は藤沢市、神奈川では強豪校のひとつ藤沢翔陵高校のすぐ隣の市営トラックで開催されました。
天候は曇りで何とか雨には降られずにすみました。

プログラムを見ると1500mは申し込みタイム別に二組に分かれており、やや多目の20名ほどのエントリーでした。
と、知っている名前が!高校の時の後輩が出ているではありませんか!これは負けられません。
彼は五つ下で短距離専門でしたが、今はマラソンそしてウルトラまで走っているようです。

サブトラックでアップをしたところ、身体の動きはマアマアでしたが、なんとなく頭が重く、スッキリしない感じでした。(おそらく低気圧の影響だと思います)。

やや緊張しながらスタートラインにつきました。
1500mは展開が早く、位置取りが大切なのでスタート直後はすぐにスプリントになります。特に今回は人数が多いので団子状態になると動けなくなりそうでした。(いわゆるポケット:前と横を選手に塞がれ、身動きが取れなくなること)。

号砲一発!一気に選手が飛び出します。
私は外側から斜めにカーブに入り、3,4番手につきました。
400mの通過は64秒、結構速いペースです。一周目を引いたのは國學院大学の選手でしたが、二周目に入りペースがガクンと落ち、800mの通過は71秒。
一旦先頭に立ちましたが、すぐに後方から力をためていた選手が二人、前に出てきました。(1000m通過は2’48)
ラスト一周で鐘が鳴ります。私は三番手につけていましたが、一周目がオーバーペース気味だったようでスパートかけられず、ペース維持がやっと。(1200m通過は70秒)
ラスト400mで三人に抜かされてしまい、六番でフィニッシュしました。

後輩には何とか勝てましたが、最後でだいぶ詰められ、ゴール寸前にはすぐ後ろまで迫っていました。

タイムは64-71-70-55でtotal 4’22秒でした。

先頭の入れ替わりが激しく、中距離らしいレース内容でした。
個人的にはショートインターバル練習が足りなかったようで、ラストスパートがかけれなかったのがザンネンでした。けれど途中まで先頭争いができたのでその点は良かったかなと思っています。

次回の大会は未定ですが、秋口にもう一回ほど1500mを走りたいなと考えています。