2008年12月1日月曜日

最強のマイラー ハーブ・エリオット





1960年のローマオリンピック1500mでオーストラリアのハーブ・エリオットが3’35”6の世界記録で優勝した時の画像です。(現世界記録;H・エル・ゲルージ3’26”00、日本記録;小林史和3’37”42)
当時のトラック状況、選手をめぐる環境を鑑みれば驚異的といえるでしょう。
名コーチ、パーシー・セラティ仕込みの自由奔放な走りで1マイルでは36戦無敗を誇りますが、オリンピックのあと22歳という若さで引退してしまいます。
大きなストライドと力強い腕振りから生み出される、ダイナミックなフォームは素晴らしいの一言に尽きます。
1’43からのホームストレッチでの頭の動きに注目。殆ど上下動が無く、力の全てが推進力に転化しています。馬のように首が若干前後運動して、そのたびに加速しています。

Herb Elliot...he runs like a horse.

1 件のコメント:

松ぼっくり さんのコメント...

エリオットのコーチであるパーシー・セラッティは、私が最初に買った陸上競技の本「チャンピオンへの道」の著書でもあります。
ゴルフ場の坂道等を利用した練習にはあこがれました。
エリオットの動画は初めて見ました。
ありがとうございます。
私も地域の陸上部のHP開設に向けて陸上ブログを書き始めました。
是非、遊びに来てくださいね。