陸マガを読んでいたら、東京五輪で800m、1500mの二冠を達成したピーター・スネル氏と、立教池袋高校から慶應大学に進学した横田真人選手との対談が載っていました。
横田選手は練習を自分ひとりで管理し、トレーニングはスピード系重視のようです。
対するスネル氏は往年の名コーチ、アーサー・リディアード氏に師事し、持久系のトレーニングも豊富にこなしていたようです。
横田選手はほとんど持久系の練習をしていないようで、800mでは日本歴代5位1’47”16の素晴らしいタイムを記録していますが、5000mのベストは16分台だそうです。
スネル氏は絶対的スピードもさることながら、持久力をつけることでタイムを伸ばすことができるのではないかと横田選手に勧めていました。
実際、両人の200mベストタイムは殆ど差が無いにもかかわらず、800mではスネル氏は1’44”3で走っており、3秒ほどの差があります。(800mで3秒といったら決定的な差です)
勿論それぞれの種目に特化した練習は必要ですが、トレーニングのバランスは大切です。
食事と一緒で好き嫌いをすると体によくないです。マラソン選手だからといって長い距離ばかりやっていては行き詰ってしまいます。瀬古さんも春から夏のトラックシーズンに毎年のように海外遠征しスピードを磨き、そしてマラソンで連戦連勝を重ねました。
私も最近はショートインターバル、5000mなどが多かったので今日は久しぶりにロングジョックに出かけました。トータルで120分。かなり緩急はつけましたが、長い時間走ることを目的にして練習しました。
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